柄 巻 柄巻は、刀剣を握る柄を補強し、手持ち具合を良くする ことを目的として行われるものです。 江戸時代になると絹の組紐を使い、丹念に組む複雑な 技法が様々考案され、どちらかといえば飾りとしての 美しさが競われるようになりました。 主な工程 1.朴(ほお)の木を削り柄を作ります。 2.鮫皮(実はエイの皮)で包んで、補強し組紐がずれない ようにします。 3.絹の組紐、または皮紐を巻きます。巻き方には平巻、 ひねり巻、つまみ巻など多くの種類があります。